ニキビ・尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)の改善例!
20代女性。お知り合いのご紹介でご来店されました。両頬、アゴのニキビ(尋常性痤瘡)でお悩みとのこと。 ここでニキビに対する考え方。 ・特に思春期(男女)、男性は男性ホルモンが活発になることで毛穴のつまりをうみ、炎症症状を引き起こします。 ・20代の女性で注意しなければならないのは、頬や口の周辺の症状の場合、肌に合わない化粧品(ファンデーション)の影響が原因の場合もあるということです。この場合ファンデーションをそのままご使用になるとなかなか治りません。 ・また漢方ではニキビに対して肌が赤いからといって炎症を抑える薬だけを使うわけではありません。ニキビの色、形、膿を持っているかどうかで薬を使い分けます。 ・女性のニキビでもっとも重要なのは、生理との関係です。生理痛はあるか、生理に塊は混じるか、生理前にニキビの症状がひどくなるか・・・によって選ぶお薬がかわります。 私の経験ですと、炎症を抑える漢方薬を使うのは当たり前なのですが、血流を良くする薬の選び方がポイントです。上手にその方にあった血流を良くするお薬が選べると、ニキビ跡も綺麗になることが多いです。 このお客様の場合は炎症を抑える辛涼解表薬(しんりょうげひょうやく)・清熱解毒薬(せいねつげどくやく)を使いながら、血液のめぐりを良くする活血薬の併用で、だいぶ症状が軽くなり、たいへん喜んでいただきました。 注)ニキビに甘いモノやピーナツ等のナッツ類が良くないのは当たり前なのですが、若い女性で、果物を取り過ぎてニキビに悩まれる方が非常に多いです。果物にも糖分が含まれていますので、食べ過ぎはお肌に悪影響です!! | 【皮膚病(アトピー・乾癬・ニキビ・化粧品かぶれetc)、不妊症相談の専門薬局】 〒974-8241 (有) 美保薬局 福島県いわき市中岡町3-10-5 薬剤師・国際中医専門員・・・岡部 幸治 TEL 0246-63-8255 FAX 0246-63-8281 *写真の無断使用はご遠慮ください。 |