掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善例
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は 手のひら、足の裏(特に土ふまず)に水疱(すいほう)が多発し、黄色い膿を伴いその周りに炎症を起こします。はじめのうちは症状が手のひら、足の裏に散在していますが、ひどくなるとそれらの症状が融合して広がり、皮むけを伴います。痒みには個人差があり、一般にそれほど痒みは伴いません。 また、症状が進行すると手や足の爪の変形を伴い、爪が黄色く変色することもあります。 | |
また、まれに胸肋鎖骨間骨化症の症状が見られます(掌蹠膿疱症 の10~40%ほどに合併、成年でやや女性に多い)。これは掌蹠膿疱症の症状に伴い鎖骨を中心に前胸部に炎症や痛みを伴う病気です。炎症や痛みが先にあり数年から数十年後に掌蹠膿疱症が現れる場合もあります。 漢方ではこの掌蹠膿疱症 に清熱解毒薬(せいねつげどくやく)を中心とした数種類の漢方薬で対応いたします。膿疱の程度や、炎症の度合い等によりお薬を選択いたします。 写真は70代女性です。皮膚科を数か所まわりまったくよくならず、好きな銭湯にも透明なビニールの手袋をつけて入浴していたのがこのように良くなり大変喜んでいただきました。 【皮膚病(アトピー・乾癬・ニキビ・化粧品かぶれetc)、不妊症相談の専門薬局】 〒974-8241 (有) 美保薬局 福島県いわき市中岡町3-10-5 薬剤師・国際中医専門員・・・岡部 幸治 TEL 0246-63-8255 FAX 0246-63-8281 *写真の無断使用はご遠慮ください。 |