美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
による副作用、お肌のトラブル・ニキビ・その他皮膚病のお悩み相談専門の経験豊富な漢方薬局です。

皮膚病事例

症例20:ジューリング疱疹状皮膚炎(難治性)

45才 久保木さん H17年2月来店 いわき市

一 週間前位から、両手・両足・顔以外の全身に、痒みを伴なう、水疱が発生し、病院に行くが、診断名も不明で、ご本人もその症状の凄さと原因が判らず、精神的 にもかなり心配のご様子で来店(手の写真は一部で、この症状がほぼ全身に発症してました)これだけの状態になると、私だけの判断ではと、皮膚泌尿器科医の 小泉先生にご紹介し見て戴きました。

最初、先生は「天疱瘡<難治性)」を考えたみたいですが、最終的には「ジューリング疱疹状皮膚 炎としましょう」との事でした。但し、「現代医学的には、治療には数年罹る事を認識してください」との事でした。病名がハッキリしましたが、この皮膚疾患 は、特に原因となる物が、ハッキリせず治療に抵抗するとの事でした。それでは、現代医学の治療と同時に、漢方理論で対応してみましょうと久保木さんに、御 説明致し、漢方の服用を始めました。久保木さんは、胃腸の方は、何等異常はなくその点の問題はなく、血熱・湿熱をとる処方で考えてみました。

所が、数年罹ると言われた症状が、1週間目位から、皮疹の色が、くすみ始め、2週間後に検査の結果を聞きに、小泉先生の所に行く頃には、かなり症状が落ち着き「こりゃー漢方のお陰だネ」と言われたそうです。

 約1ケ月半位で、完全に治癒し、久保木さんも、私も大喜びでした。(顔写真はその時の、喜びの笑顔です)

※現在は、症状は全くなく正常皮膚なのですがご本人の「皮膚に良いサプリメントでも、ありますか?」との希望で、紅沙棘(ホンサージ)を服用です。

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