美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
による副作用、お肌のトラブル・ニキビ・その他皮膚病のお悩み相談専門の経験豊富な漢方薬局です。

皮膚病事例

症例22:アトピー性皮膚炎

H17年 1月来店 M Y君(大学生)21歳(いわき市)

3年間身体にステロイド軟膏使用、顔はプロトピックを使用・・・症状が好転せず、Y君の近所の方が美保薬局でアトピーが治った!と聞き、当店へ相談にみえました。

全身の紅班(あかみ)湿潤(ジュクジュク)落屑(ガサガサ)と痒み。頭皮は、フケ様のかさつきと共に、顔面も紅班・額部に湿潤がかなりひどい状態でした。(写真は少しよくなった状態で撮影しましたので、症状があまりひどく見えませんが・・・)

ご自分では、ステロイド外用薬の身体へ の使用に疑問を感じていたが、やはり痒みの事が、頭から離れず、ついつい使用してしまい、自己嫌悪になっていたのと、Y君もそうなのですが、アトピー性皮 膚炎の痒みは壮絶なものがあります。ご相談にいらっしゃる方の大半が「ステロイドを使用しても、中々痒みはとまりません」と、おっしゃる方が多いのも事実 です。
 
Y君の意志を尊重し、ステロイド抜きで、始める事になりましたが「ステロイドを3年間使用していましたので、中止により皮膚事態が一時悪化することの了解を戴き」ステロイド離脱とアトピーとの戦いが始まりました。
 
漢方薬の内服と、スキンケアーの同時進行で、身体はノンEクリームと言う主に水分補給を主にしたクリームを使用していただき、特にお風呂の後は、皮膚がぬれてる位の状態に使用して戴きました。

但 し、Y君の場合、想像していた通り、3ケ月位経った後、身体・顔面の症状が、ひどくなり、ご両親と相談の上、大学を一時休学して治療に専念したいと言う事 でいわきの自宅に戻りました。確かに東京での、アパート暮らしでは、自分の背中等にスキンケアーが出来ず、どうしてもスキンケアーがおろそかになってしま いますネ!!

Y君は非常に真面目な方で、この苦しさと戦い、H17年9月に は、ほぼ完治し、「美保先生、お陰さまでこんなに良くなりました!来週から大学に戻ります」とわざわざ挨拶にいらして下さいました。写真はその時のもの で、ホームページに写真を載せる許可を得るのに、「名前がイニシャルで目が隠れているならOKです」とのご了解を戴きました。Y君、本当によくがんばりま したネ!!休んでしまった大学生活の分も、勉強に遊びに大いに励んで下さい!!

                      岡部 健治
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