症例24:脂漏性皮膚炎・治療前-治療後
須賀川市から、ご相談に(H17年7月来店)お越しの、中島さんです。7月上旬に皮膚病が、口囲・耳両脇に発生し、皮膚科の治療を受けていたが治らず、友人の紹介で来店しました。 最初診て「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」では・・と考えましたが、脂漏性皮膚炎を引き起こす【ストレス・睡眠不足・食事の偏り等】要因も見当たらず一度私の指導医の小泉先生へ紹介し診断を仰ぐと・・・やはり脂漏性皮膚炎との事でした。 |
漢方薬+リスブラン化粧品でのスキンケアーで対応しました。最初 1ケ月位あまり反応が良くなく、漢方の処方を変えてみましたが、ふと問診の際「便の状態」をお聞きしますと「非常に便秘症なのです」との事・・・(私の不 手際だったんですネ、最初からきちんと問診しなければいけないんです・・・中島さんごめんなさい!!) |
そこで、健脾薬(けんぴ)と言う、胃腸を立て直す処方を加えましたら、ぐんぐん皮膚の状態が正常皮膚に戻り、9月中には、完治致しました。同時におめでたい事に、9月中旬に『妊娠6週目に入ったとの事でした』・・・中島さんおめでとうございます・・・!! 現在は、皮膚の為の、サプリメントを服用中です!!中島さんは、須賀川の《松明太鼓》で子供達を育成中です。・・・・がんばって下さい!! ※ 脂漏性皮膚炎は、日常よくみられる皮膚病でして、写真の様な一般的には“フケ症”もその一つです。又、脂性肌(あぶら症)・男女共お酒の飲みすぎ・食べす ぎが続くと(脂性の方は)口の周りに湿疹の発生をみます。発生部位は主に・・頭皮・顔面・耳周囲・毛の生え際・脇の下・臍周囲・恥毛部です。無論、ステロ イド外用薬の連用は要注意です! 美保薬局・薬剤師・岡部 健治 |