自家感作性皮膚炎(じかかんさせいひふえん)
福島県 郡山市 歯科技工士さん 3年間、手の指に小水疱が生じ、激烈な痒みに悩まされ、掻破により、湿潤(じゅくじゅく)が起こり、徐々に両手に広がり、ステロイド軟膏を処方され、使用するが、その時は良いが、翌日になると、又同じ状態になり 何件も、治療箇所を変えたが、ステロイド軟膏と内服のみで、繰り返しの状態が、3年間続きました。 その内、体の、あちこちに痒みが発生し、掻いて傷つけた処から、新しい湿疹が発生し(体の前部・背中・臀部・足全般)痒くて、夜も眠れない状態になり、美保薬局に来る前は“断食道場”にまで通った位ひどくなったそうです。 友人の紹介で「一度美保薬局に行ってみたら」と言われ来店致しました。 |
『自家感作性皮膚炎』とは? この方の場合、最初の指の皮膚炎の原因は、よく聞いてみると、仕事の合間に実は中性洗剤で、手を洗っていた事なのです。 従がって、ステロイド軟膏を塗りなが、原因である、洗剤で洗っていた為、皮膚炎は繰り返し、発生していた訳です。 自家感作性皮膚炎は、湿疹部位を触った手で、他の皮膚を触るから、移って行く訳ではありませんで、面倒なのは、最初の湿疹の細菌感染等の要因が、絡み、何となく他の正常皮膚が痒くなり、掻破する処に、新しい湿疹が(貨幣状・・お金の形の)発生して参ります。 ※ 虫刺され・主婦湿疹・慢性湿疹・アトピ性皮膚炎等が、最初の湿疹の始まりで、対則性・・と言って新しい湿疹が出来ると、次に体の反対側の同じ様な湿疹が発生するのは、不思議な現象なのです。 <治療> ステロイド軟膏も使用しますが、中医学的には清熱解毒(せいねつげどく)と言って、体内・皮膚の、血熱・湿熱をとる事で、痒みの減少と湿潤(じゅくじゅく)と皮膚の熱を除去します。 処方は・・・ ・涼血清営 ・写火利湿 ・黄連解毒湯 ・五行草茶 ・涼解楽 ・白花蛇舌草・・・等の組み合わせで行います。 又、スキンケアーには【瑞花露(スイカロ)ローション】言う、漢方薬配合・ニンジンエキス ・クララエキス ・シコンエキス ・カミツレエキス・海藻エキス 配合のローションも素晴らしい効果を発揮してくれます。 ※上記の方は、処方を時々変更し、約4ケ月で殆ど、痒みの落ち着き、安心致しました。 |
【痒くて眠れない皮膚病対応皮膚病相談薬局】 〒974-8251 福島県いわき市中岡町3-10-5 (有) 美保薬局 薬剤師 岡部 健治 TEL 0246-63-8255 FAX 0246-63-8281 |