アトピー性皮膚炎を克服し2児の母親に!!
かなり以前、アトピー性皮膚炎で長期間悩み、数箇所の皮膚科に通院するも、ステロイド漬けが続くばかりで、症状は悪化するばかりで、藁をもすがる気持ち
で、皮膚病に良いと言われる鉱泉に通っていたある日・・・何度か一緒になった湯湯治客から「一度、中岡にある美保薬局に行ってみたら」と教えられ来店なさ
いました。
弥生さんが来店したときのその症状は、言葉では語れない程の“ひどい状態”でした。正直あの当時(私の店のホームぺ―ジに載っております、齋藤知恵さんと同じく)この娘さんは結婚は無理なのでは?と考えた程でした。 顔面は、ステロイド軟膏により副作用の状態がひどく、毛の生え際・首周囲はちょうど、象さんの様な皮膚で、ゴワゴワの真っ赤か・・の状態なのと、身体もほぼ全身アトピー性皮膚炎独特の状態で、正常皮膚は逆に捜すのに苦労する状態でした。 取り合えず、お母さんと弥生さんに、私のアトピーに関する考え方と治療の仕方を、ご説明した処、納得なされ「それでは始めましょう!」となりました。 漢方薬の内服とリスブラン化粧品によるスキンケアーで対処しましたが、無論即治癒する訳ではなく、それこそ山有り谷有りの連続でしたが、私が一番驚いたの が、弥生さんの、お母さんがまず、非常落ち着いているのと、ご本人の弥生さんが、多少の症状の変化に「泣き言一つ言わない」事でした。 |
弥生さんは、植田町在住でしたので、時間のある時は、しょっちゅう店に湿布に来てくれましたので、常時私が、症状の把握が出来たのも助かりました。 約2年間位がピークで・・その後徐々に、正常皮膚が見られる様になりました。仕事を持たなかった弥生さんのお母さんから私へ「何もしないで居るのも心配なんです」と言うお話があり、私と妻が習っていた裏千家の茶道へ、お誘いしましたら、二つ返事で習い始めました。 弥生さんの『根気強い性格』で、習い事のある日は、1日中、茶室に篭り練習をしていました。ある日私に「先生昨日は、お濃茶10杯位飲んだので、夜眠れませんでした!!」と、話てくれました。そんな訳ですから上達はもの凄いものでした。 |
その後、私たちも驚く程、皮膚は回復し安心しておりました処、前から少しは聞いておりましたが「先生・奥さんお陰様で、結婚が決まりましたので、宜しければ先生に主賓の挨拶を…」とのこと。喜んで妻と二人、弥生さんの嫁ぐ石巻まで行ってきました。 主賓の挨拶で弥生さんとの経過を話しましたので、参加していた方々は終了後「アーそう言う訳で皮膚が良くなったんだー」と納得した様でした。 写真は現在石巻在住で二人のお子さん・・茜ちゃんと緋奈(ひな)ちゃんで。現在は、殆ど肌トラブルもなく(無論お子さんも)元気に子育て中です!! |