蕁麻疹(じんましん)
近年、蕁麻疹でお悩みの方が多いのと、慢性化した方の多さにも驚かされます。 蕁麻疹の発症要因には色々あり、一般に言われている、食事との関わりは、あまり多くないと言う皮膚科の先生もおります。 |
『誘因』としては・・・ 1、気温の関係・寒冷蕁麻疹が有名で、特に冬季間に発生したり、通学の自転車で、露出部位に発症したりします。 2、食生活・・飲酒・魚介類・牛乳・卵・添加物等の摂取後の発症 3、生活上の関連・・ハウスダスト・ダニ・真菌(カビ)等 4、最近特に、自律神経の乱れや、ストレス、環境の変化等でも多くなっています。 5、不規則な生活、病気等体調の不調等も大きく関係してきます。 6、薬剤性の可能性もありますので、注意が必要です。 又一般的な蕁麻疹の他に・・・ A、人工蕁麻疹 爪等で機械的刺激を皮膚に加えると紅班と膨疹と言って、ミミズ腫れの様に、赤く腫れ上がる蕁麻疹(特に、締め付けている部位で風呂の後に目立ちます) B、コリン性蕁麻疹 栗粒大の膨疹見られ、周囲に紅班が見られる運動・温熱・精神的ストレス等が原因 C、 寒冷蕁麻疹 冷水・寒風・低温等の寒冷な刺激により発症します. |
【中医学の考え】
蕁麻疹は、」案外“痒み止め”の服用では、治りが遅く、永い方では、数年も“痒み止め”を服用していたと言う方もおられますが、漢方の服用で、短期間で、痒みの苦しみから、抜け出した方も非常に多く経験致します。
中医では・・・
・風寒証 ・風熱証 ・脾胃湿熱 ・脾胃実熱 ・血熱の絡みとその病態を分け、処方の組み立てを致します。従がって、蕁麻疹と言うだけで、人それぞれ処方が違って参ります。
○ 急性蕁麻疹・・・1ケ月以内の繰り返す蕁麻疹
○ 慢性蕁麻疹・・・蕁麻疹が、1ケ月以上経過したもの
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