マラセチア毛包(ニキビ(痤瘡)じゃありません)の改善例
福島県 20代 男性 首ににきび様の丘疹。 皮膚科ではニキビの抗菌薬とピーリング剤が処方されました。 数週間使用しても改善がなし、症状を拝見し、 『マラセチア毛包炎』の可能性が高いと思われ、マラセチア毛包炎に使用する軟膏と漢方薬で対応しました。 マラセチア毛包炎は思春期以降の汗をかきやすい男性の胸、背中、首に生じやすい皮膚病です。簡単に言うと水虫の仲間の「真菌」が原因。 | ||
パッと見るとにきびに似ていますが全く違う皮膚病です。 にきびに使う「抗菌薬」では効果がなく水虫等に使う 『抗真菌薬』の使用が大事。 この方の場合 ・抗真菌作用のある漢方の軟膏 ・炎症を抑える漢方薬の服用 で比較的短期間に改善されました。 男性で、首や胸ににきびの様な症状が出ている場合、にきびとの正しい区別が改善の近道です。 | ||
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