美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
による副作用、お肌のトラブル・ニキビ・その他皮膚病のお悩み相談専門の経験豊富な漢方薬局です。

皮膚病事例

滲出液を伴う慢性皮膚炎の改善例

 茨城県 20代 女性 

 学生の頃から顔の赤みや体の湿疹がありましたが、ここ数ヶ月で顔の炎症が悪化。
 滲出液を伴いお辛い状況です。夜寝ている間も滲出液が出て睡眠もままならない状況。
 ステロイド軟膏は一度使用したが全く良くならないので使用はしていないとのこと。
 
 滲出液がひどい場合は
炎症が強く血管の拡張がひどい
黄色ブドウ球菌が繁殖してギズが治りにくく滲出液が止まらない
等の可能性を考える事が重要です。
  このお客様の場合、 典型的なアトピーではないのですが、アトピー素因(体質)はお持ちのようで、何らかのきっかけで皮膚炎が悪化した事が考えられます。
 また上の写真からもわかるように、強い炎症により

生え際と眉毛が薄くなってしまっています

 これは炎症で毛根が正常に働かず、毛が生えてこなくなってしまうためです。
炎症が治るにつれて、生え際や眉は生えてくるからね
とお伝えしました。
  一番上の写真で、おでこに黄色っぽいカサカサした部位があるのわかりますでしょうか?これは滲出液が固まったものです。 この黄色い滲出液が出る場合、漢方では
湿熱(しつねつ)
熱毒(ねつどく)
があると考え、
清熱解毒剤(せいねつげどくざい)利湿剤(りしつざい)という種類の漢方薬を使います。

 またスキンケアは
滲出液がある間は
殺菌作用のある軟膏
滲出液が治ったら
保湿のスキンケア
で対応します。
  滲出液も比較的順調に治り、保湿のスキンケアをしていただき、左の写真のように生え際と眉もしっかり生えてきました。
 写真の使用も快諾頂きました。

 注意)時々滲出液が出ている皮膚病を、
毒素が出ているからしょうがない、我慢しなさい」と言われた
体の悪いものが出ている、生活習慣から見直しなさい
と言われたという言葉をよく耳にします。

 滲出液から「毒素」や「体の悪いもの」は出ません。
【皮膚病(アトピー・乾癬・ニキビ・化粧品かぶれetc)
不妊症相談の専門薬局】
〒974-8241
(有) 美保薬局
福島県いわき市中岡町3-10-5

薬剤師・国際中医専門員
不妊カウンセリング学会会員・・・岡部  幸治

TEL 0246-63-8255 FAX 0246-63-8281  

*写真の無断使用はご遠慮ください。  
 傷を治すためのタンパク質成分または黄色ブドウ球菌などの感染により、匂いがついたりベタベタしているのです。

毒素」「体の悪いもの」などという言葉が出た場合は注意が必要です。

 滲出液がある場合少しでも早く滲出液を減らす対応をとり、感染症などから肌を守る事が重要。決して「毒素がで尽くすまで我慢」などという対応はとらない事が重要です。

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