アトピーやステロイド離脱性皮膚炎の改善経過
福島県 10歳 男性 幼少の頃からアトピー性皮膚炎でお悩みでステロイド軟膏を連用されていたとのこと。 お母様の 「ステロイドの連用をこのまま続けていいのか?」 との思いでステロイドを中止。 左はステロイドを5ヶ月中止して初来店時です。 背中全体の炎症が強く上部は皮膚が薄く腫れているため、こすれるとすぐ滲出液が。 ですから寝ている時は背中がこすれるため常に滲出液が出て気持ちが悪く睡眠不足の状態。 顔の傷と下半身(両下肢)の滲出液もひどい状態でした。 | |
全身の炎症と傷、滲出液が酷いため傷をふさぐ意味でも 「一時的に4〜5日集中してステロイド軟膏を使いませんか?」 と私の方から提案しました。 (私はステロイド軟膏は必要に応じて使用します。もちろんお客様のご希望は最優先いたします) ですがご本も、お母様も 「せっかく今までステロイド軟膏をやめているので、できれば使いたくありません。」 とのことでした。 一番心配なのが傷からの感染症ですの ・熱が出る・だるさがある ・尿が出ない・動悸息切れ 等あればすぐ病院に行くようにアドバイスしました。 このお客様の場合まず漢方薬の内服で ・滲出液を止める ・炎症を抑える ことを最優先にします。 乾燥改善はスキンケアで対応 | |
❶の写真の段階は内服の漢方で ・滲出液を止める ・炎症を抑える スキンケアで乾燥改善と肌質改善を行います ❷の写真は炎症が落ち着き 乾燥が残る段階です 通常この段階では乾燥を抑える内服漢方薬を少しづつ加えます スキンケアは引き続き継続 ❸の写真の段階は 内服漢方は肌に潤いを持たせるもの スキンケアは継続 ❶の写真の段階から 炎症も滲出液も乾燥も体質改善もスキンケアも体質改善も…あれもこれも対応すると治りが遅くなる原因になります。 皮膚症状が酷いほどまずは ・滲出液を止める ・炎症を抑える ことが重要です。 ❷→❸までに少し時間がかかりましたが写真のように良くなりました。写真の使用も快諾いただきました。 | |
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