美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
による副作用、お肌のトラブル・ニキビ・その他皮膚病のお悩み相談専門の経験豊富な漢方薬局です。

皮膚病事例

かぶれ(接触生皮膚炎;せっしょくせいひふえん)の改善例!


 福島県 50代 女性

 14日ほど前から左側だけに湿疹ができ痒みとチクチク感があるとのこと。特に医療機関に受診はしておらずご来店になりました。

 ・片方にしか症状が出ていない点
 ・痒み、チクチク感がある点

から接触生皮膚炎(いわゆる「かぶれ」)の可能性を考えました。

 一般的に接触生皮膚炎(かぶれ)の場合、原因となる肌に触れるものを除去すれば症状が良くなるのですが、適切な治療ができないと慢性化する恐れがあります。
  このお客様の場合、症状が現れた初期に適切な治療ができなかったため、湿疹がやや慢性化した状態でした。

 では、最初の原因は何が考えられるでしょう?この方の場合は、農業の仕事をすることもあり、草木に触れたことによるかぶれ、毛虫の毛の飛散に触れたことによるかぶれなどが考えられます。

*春から夏は接触生皮膚炎が多い時期
 原因には
 ・日光(紫外線)によるかぶれ
 ・基礎化粧品、日焼け止め
 ・毛虫や蛾の飛散物
 ・洗剤、洗顔料、シャンプー
 ・汗(ファンデーションと汗も)
 などなど

  炎症が酷かったため、最初ステロイド軟膏の使用も考えたのですが、お客様と相談の上、漢方薬の服用とスキンケアで対応することにしました。
  まず化粧は中止、日焼け止めは最低限にしていただき、炎症を抑えるスキンケアの徹底と清熱解毒剤という種類の漢方薬を飲んでいただき比較的早く改善し喜んでいただきました。

 外出するのも悩まれていたので、症状が改善され、写真の使用も了承いただきました。 


*接触生皮膚炎で多いのは「化粧品かぶれ」です。
顔がムズムズ、目の周りの炎症、乾燥か続く場合は「化粧品かぶれ」が考えられます。
 「その痒み、化粧品が原因かもしれませんよ。」
というと、多くのお客さまは
 「昔から使っているからそんなはずありません。」
とおっしゃいます。
そのまま化粧品を使い続け、症状が改善せずステロイド軟膏を連用してご来店される方が非常に多いです。

 顔や目の周りのムズムズ、カサカサが続く場合は、化粧品から見直すことも肌トラブルを未然に防ぐためには重要になります。

  皮膚病(アトピー・乾癬・ニキビ・化粧品かぶれetc)、不妊症相談の専門薬局】

〒974-8241

(有) 美保薬局

福島県いわき市中岡町3-10-5

薬剤師・国際中医専門員・

コスメコンシェルジュ・不妊カウンセラー・日本化粧品検定協会会員・不妊カウンセリング学会会員・・・岡部  幸治

*写真の無断使用はご遠慮ください

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