美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
による副作用、お肌のトラブル・ニキビ・その他皮膚病のお悩み相談専門の経験豊富な漢方薬局です。

皮膚病事例

ママ40まで数えられたよ!!

 当店では長年、首から上の顔や頭部に長期ステロイド外用薬を連用することの怖さやその副作用で悩んでいる方のご相談を受けてきました。

 先日も横浜にお住まいの主婦(いわき市小川がご実家)の方がご相談にみえました。
その方は、皮膚病が治ると有名な青森の某皮膚科に4年間も通院していました。
そこで処方される軟膏をつけていても、その時は良くてもすぐ悪化してしまうため、青森に通院するのをやめ、そこで処方されていた軟膏をつけるのをやめたら・・・
たちまち症状が悪化しました。

 そうです!青森の病院で処方されていたのは、ステロイド外用薬だったようです。それを4年間もつけてしまった彼女は、身体中、大変なステロイド離脱皮膚炎を起こしてしまいました。
身体の至るところから滲出液が出て、独特の臭いを放ち、手や足は、つっ張ってしまい、伸ばすことが出来ない状態でした。その状態で皮膚科に行けば、また同じステロイド軟膏を処方され・・・『私はもう治らないんじゃないか・・・』と、思ったそうです。

 その方には、3才と1才の子供さんがいます。その上仕事にも行っていました。
凄まじいステロイド離脱を経験しながら、子育て、仕事、主婦業を頑張っていたようです。でも、横浜のマンションのベランダで洗濯物を干していると『ここからこのまま飛び降りちゃおうかな・・・』と思ったことが何度もあったそうです。

 そんな時、実家のお母さんが『知り合いの人がいわきの美保薬局で皮膚病が治ったっていうから、一度行ってみない?そこはホームページもあるみたいだから、見てみたら?』と、話してくれたそうです。そしてその方は、半信半疑で横浜から来てくれました。

初めて来店されたときの彼女は、まだ 30才前なのに、腰を曲げ、ひざを折るようにして、その上にバスタオルをかぶり、入って来ました。まるでおばあさんのように・・・・・ステロイド離脱によ り、皮膚が乾燥し、手、足、身体がピキピキと切れて、痛くて痛くてとても伸ばしては歩けなかったのです。

 それから、当店のステロイド離脱の仕方を詳しく説明し、十分納得していただいた上で、治療を始めていくことになりました。
実は、3才の息子さんもアトピーと言われ、同じように青森の皮膚科からステロイド軟膏を処方され、つけていました。そのお子さんも全身がひどく、痛くてお風呂に入れない、入りたくないということでした。

どうしたらいいでしょうと相談され、そこでおすすめしたのがリスブラン化粧品から発売されている“バスソルト”という入浴剤です。

そのバスソルトは、以前、当店の客様で、やはりステロイド離脱を経験された方が、『ノンEローション(化粧水)のお風呂に入りたい』という一言から、開発されました。
 彼女は、早速、バスソルトのお風呂に3才の息子さんを入れてみることにしました。最初は、お風呂はしみるからと嫌がっているのを何とか湯船につからせ、『まず、20数えられるまで頑張ってみよう』と、20数えられ、その次の日は、自分から『ママ、40まで数え
られたよ!』と大いばり。今ではなかなか上がらず、お風呂の中で遊んでいます。とのこと・・・。

 9月始めに、おばあさんのような格好で来店した彼女も、みるみる良くなり、笑顔もたくさん出て、30才前の若い顔に戻りました。

 10月の連休にご主人が迎えに来て、横浜に帰られるそうで す!!! このステロイド外用薬により、死にたくなるぐらい、藍斗(あいと)くん3才ものすごく大変な離脱を経験した彼女ですが、このことでつくづく、ご 主人や、ご両親、弟さんや会社の方の優しさを感じ、大感謝の数ヶ月だったそうです。

 これだけステロイド軟膏の連用の怖さを書いたり、話 したりしていても、まだまだまだ・・・・『自分は大丈夫!!』と、使用している方が多くいらっしゃいます。『私は、たま~にしか使ってない』という方も、 連用になるんですよ・・・!もう一度、自分は大丈夫かな???・・・もし少しでも心配、不安な方は、ご相談下さい。

※平成21年6月より、メールや電話での皮膚病のご相談はお受けしておりません。
皮膚病のご相談をメールでいただくことがありますが、お返事はできません・・・。

皆様には、必ず店頭に来ていただいております。
よろしくお願い致します。
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