美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
による副作用、お肌のトラブル・ニキビ・その他皮膚病のお悩み相談専門の経験豊富な漢方薬局です。

皮膚病事例

しつこいアトピー性皮膚炎では脂漏性皮膚炎との判別と菌の増殖の考慮が大切!

  福島県 20代 女性

 アトピー性皮膚炎の相談でご来店になりました。ステロイド軟膏も使用しておりましたが、なかなか症状が落ち着かないとのことでした。

 当店でも漢方薬の服用とスキンケアで対応しましたが、思うような改善が見られません。このような場合以下の可能性が考えられます。

 ①アトピー性皮膚炎との判断が難しい脂漏性皮膚炎がアトピー性皮膚炎と併発(一緒に出ている)している。 

 ②アトピー性皮膚炎に伴う黄色ブドウ球菌等の増殖。

などの可能性も考える必要があります。

脂漏性皮膚炎とは特に脂漏部位(頭、生え際、胸、背中、フェイスライン、小鼻の周り、耳の裏)に出やすい皮膚病ですが、アトピー性皮膚炎と重なって皮膚に現れることも。アトピー性皮膚炎との区別が難しいとされます。
 脂漏性皮膚炎の原因はストレスや生活習慣などがありますが、マラセチアというカビ真菌)も原因に。普通に人間の肌にいる菌ですが皮膚病の方では異常に増殖することも。それにより炎症が起こります。厄介なことにステロイド軟膏はこのマラセチアを逆に増殖させてしまい、治りが遅くなるのです。
 黄色ブドウ球菌 の増殖。
アトピー性皮膚炎の方の肌からよく見つかる菌です。特にじゅくじゅくした場所からは高確率で見つかります。菌が増えると黄色ブドウ球菌自身がアレルギーの原因になったり、黄色ブドウ球菌が出す毒素が原因になり、炎症や痒みの原因になります。ステロイド軟膏で炎症を抑えることで菌の数は減りますが、より耐性のあるMRSA(メチシリン耐性ブドウ球菌)の発生の恐れがあり注意が必要です。

 明らかな脂漏性皮膚炎が見られる場合や漢方薬の服用、スキンケア、ステロイド軟膏の使用等でなかなか症状の改善が見られない場合は①、②、の考慮が重要になります。

 このような場合、当店では通常のスキンケアとともにカビ(真菌)を抑え、皮膚の常在菌をコントロールするスキンケアを重視します

 カビ(真菌)等が原因の場合、漢方薬の内服ももちろん必要ですが、スキンケアがより効果的です

漢方薬を飲んだり、スキンケアをしているがなかなか良くならない

ステロイド軟膏の効果が悪い

明らかな脂漏性皮膚炎がある
 
 こんな時には脂漏性皮膚炎や菌の増殖を考えて対応することが大切です。
お悩みの方ご相談ください!! 

皮膚病(アトピー・乾癬・ニキビ・化粧品かぶれetc)、不妊症相談の専門薬局】

〒974-8241

(有) 美保薬局

福島県いわき市中岡町3-10-5

薬剤師・国際中医専門員・

コスメコンシェルジュ・不妊カウンセラー・日本化粧品検定協会会員・不妊カウンセリング学会会員・・・岡部  幸治

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