更年期に伴う脂漏性皮膚炎に併発したステロイド離脱性皮膚炎の改善例!
福島県 50代女性 皮膚科では脂漏性皮膚炎との診断。 内科、皮膚科で約5ヶ月間ステロイド軟膏とプロトピック軟膏を使用しましたが改善が見られずご来店になりました。 3ヶ月間ステロイド軟膏を使用しても症状はひどくなるいっぽうで、その後プロトピック軟膏を使用。それでも改善がないためプロトピック軟膏を中止したあたりからより症状の悪化が見られたとの事でした。 | ||
上記写真では赤い炎症の上にボコボコした凹凸が見られます。これは炎症の度合いが強いことを示します。症状の出ている部位から元々は脂漏性皮膚炎であったと推測できますが、この時はステロイド軟膏中止によるステロイド離脱性皮膚炎の影響が考えられます。 すなわち『ベースの脂漏性皮膚炎+ステロイド離脱性皮膚炎』の状況です。(当店にはこのような状況でご来店になるお客様がほとんどです。) スキンケアと炎症を抑える漢方薬で対応し左の写真のように炎症もまばらになってきて、凹凸も減りました。ですがなかなかスッキリしません。 | ||
このお客様の場合、以前より「暑がりになった。」「背中、首に汗をかきやすい。」など更年期に伴う症状が見られたためスキンケアと炎症を抑える漢方、更年期のホルモンバランスを整える漢方を使用することで左の写真のように改善されました。 スキンケアも大変真面目にしていただいたのも改善につながったと思います。 脂漏性皮膚炎の場合、一般的にステロイド軟膏を使用しますが、1〜2週間の使用で変化がない場合は他の方法を考えることが大事です。1ヶ月単位でステロイド軟膏を使用することはステロイド離脱性皮膚炎につながる恐れがあるため注意が必要です。 | ||
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