ステロイド軟膏を減らす過程における肌の易刺激性の亢進
「肌の易刺激性の亢進」とは何でしょうか? 簡単に言うとアトピー性皮膚炎等があり、ただでさえ肌が敏感なのに、より敏感になり、少しの刺激で炎症や乾燥が生じてしまうことをいいます。 当店にご来店される90%のお客様は、ステロイド軟膏をご使用の状態でご来店されます。 当店ではなるべくステロイド軟膏のリバウンド(急なステロイド軟膏使用の中止で炎症やジュクジュクがひどくなる)が起こらぬよう(起きても軽く済むよう)ご指導しておりますが、例えばステロイド軟膏の使用を減らしていく過程で、1箇所炎症がひどくなると、肌の易刺激性の亢進 が起き、ステロイド軟膏を使用していない場所まで炎症や乾燥が広がる場合があるのです。 *自分で勝手にステロイド軟膏を減らしてしまうと、リバウンドが起き、肌の易刺激性が亢進し、全身に炎症が及ぶのです。 | |
写真のお客様もステロイドを減らしていく過程で、症状が一時的に酷くなり、乾燥が全身に及んでしまいました。 「元の肌に戻るのでしょうか・・・」 と、心配されましたが、丁寧に今の状況を説明し、スキンケアを中心に漢方薬を服用していただき症状が改善され喜んで頂きました。 ステロイド軟膏を減らしていく過程では、この「肌の易刺激性の亢進」をいかにでないようにするかが重要です。 【皮膚病(アトピー・乾癬・ニキビ・化粧品かぶれetc)、不妊症相談の専門薬局】 〒974-8241 (有) 美保薬局 福島県いわき市中岡町3-10-5 薬剤師・国際中医専門員 不妊カウンセリング学会会員・・・岡部 幸治 TEL 0246-63-8255 FAX 0246-63-8281 *写真の無断使用はご遠慮ください。 |