浴衣の着付け出来ますか?
ニーハオトンシン 2014年 5・6月号 岡部美智子 | |
夏は花火大会に盆踊り、いわきおどり大会など・・・次々といろんな夏祭りがありますが、せっかくなので浴衣を着ましょう!! 日本人として生まれているのに民族衣装の着物が自分で着られないのは残念です。 そういう私も自分で着物が着られるようになったのは40歳を過ぎてでしたが・・・ それまでは、いつも何かあるたび、義母(姑)を頼りにし、着付けてもらっていましたが、もし義母がいなくなったらどうしようと思い、着付けができるお客様に教えていただきました。 | |
義母の着付けも良かったのですが、やはり自己流で、教えてもらうと色々なことがわかり、目からウロコでした。自分で着られるようになってからは、お茶の稽古に行くのも、結婚式お呼ばれや、入学、卒業式などもすべて着物で行くようになりました。 美保が短大を卒業するときにも、着物と袴の着付けを教わり卒業式に着付けて上げることも出来ました。美保も短大を卒業してから、1年間着付けの学校に通いましたから、今は美保の方が私の先生になってしまいました。 | |
ただただ着物を着る機会を作りたいためにお茶や踊りを習いました。今、冷静に考えると、病気かもしれませんね・・・。 更年期の時期に体調を崩す方が多いですが、私は幸い好きなことをいろいろやっていたお陰で何事も軽くて済んでいると思っています。・・・が、もしかしたら、『着物を着たい!着たい!』と思っていたのは、一種の更年期の症状だったかもしれません。もしそうだとしたらそれは、今も続いていますが・・・ | |
念の為に言っておきますが、姑が着物好きで、たくさん持っていましたので、私はとても得をしています。自分ではそんなに買い求めていませんよ・・・(笑) 浴衣もたくさんありますので、良かったら着てみませんか?浴衣を着たいけど、持っていない・・・という方には、お貸ししますよ!!ぜひ今年の夏は浴衣に挑戦して下さい。 | |
そして少しずつ、着物を好きになって下さい。この民族衣装を子や孫に伝えて行けたらな~と思っています。昔、入学式や卒業式に母が着物を着て来てくれたのを58才になった今でも覚えています。普段、おしゃれも化粧もしない母が薄く紅をさして着物を着ている・・・樟脳の香りとともにいい思い出です。そういえば、私が着物を着ていると、孫の菜が『いいな~菜ちゃんも着たい』と言って抱きついてきます。『う~ん、これ、着物の匂いだね』と、言ってましたっけ♪ |