大変遅くなりましたが・・・
ニーハオトンシン 2014年 1・2月号 岡部美智子
新年あけましておめでとうございます。
震災の影響で、自宅のリビングの天井やクロス、お風呂のタイルなどにヒビが
入ったり、剥がれてしまったりしていたのですが、生活するにはそれほど支障は
なかったし、我が家より、ひどい状態の方がたくさんいらしたので、大工さんの
手が空くまで、それ程気をもむこともなく待っていられました。
ようやく我が家の順番になり、去年の9月、震災から2年半経ち、綺麗に
リフォームすることが出来ました。
どうせリフォームするなら・・・と、風呂場には暖房をつけ、システムキッチン
には食洗機と自動洗浄機付きの換気扇、流し台には、ボタンひとつで上下する棚
などなど。2月に入り、この寒さで各部屋の暖房を付け、いろいろな便利機能を
使ったら・・・バチ~ン!!と、ブレーカーが下がってしまいました。
一応60Aなんですが・・・。それで学びました!!便利だからといって、
使い過ぎはダメですね。それからは震災のときに大助かりした反射板付きの
石油ストーブ(通称グリグリストーブ)を出し、最初はエアコンと併用して、
全体が暖まったら、エアコンは切ります。
反射板のストーブの上でチンチンと沸くお湯はもったいないので、おそらく
主人が子供の頃に使っていたと思われる、50年以上前の瀬戸物の湯たんぽを
出し布団に入れておく・・・その後、そのストーブの上に乗せ、明日のために
大根をコトコト煮つけておく・・・。
自分が寒いな~と思ったら上着の上にまた重ね着をすればいい。
ロングの巻きスカートをパジャマの上に着たりと、工夫するようになってきました。
一時は何もしたくな~い、料理も全然せず、買ってきたお惣菜で済ませて
いましたが、この昔ながらのストーブや湯たんぽのお陰で、お料理をしたく
なってきたり、工夫する気持ちが戻ってきました。便利機能をフルに使ってみて、
改めて古い物の良さや暖かいぬくもりを感じてストーブや湯たんぽを捨てないで
いて良かったなぁ~と思った今年の節分でした。
2014年もどうぞよろしくお願い致します。