趣味が見つかりました！？
| ニーオトンシン ２００６年７月号 倉本健治 先月号でお話致しました“あなたの趣味は？”の事ですが、娘がゴルフを始めましたので、私も便乗して久し振りに、練習場に、コースにと出てみましたが、何せボールがまっすぐ飛ばないのです？！「こりゃーレッスンプロにでもついて習わないと駄目なんじゃないか」と考えておりました折・・・ ひまわりの支店長さんが用事があり店にいらっしゃった時（支店長さんは多趣味の方）何の気なしに趣味の話になり《陶芸の》事となりました。私が「陶芸は興味があるんですよ」と話しますと「エッ！それじゃ先生、私の友人が陶芸をやってて間もなく中岡支店で友人の個展を開催するから是非見て下さいよ！」との事。 数日後、中岡店に行って拝見すると、何と、その焼き物は渋く派手さはないが、どこか引きつけられる焼き物なので、即、支店長さんにお願いし教えて戴くようお電話して戴く様お願いしました。 |
 | 6月23日（金）午後に山玉の甲高さん（室元）の家を訪ねました。 「ひまわりの支店長さんのご紹介で・・陶芸を習いたいのですが？」とお願いすると、甲高さんは、凄く謙遜なされ「ウン支店長から聞いていたよ、でも俺は素人で自己流でやってっから教えるなんて出来ないが、一緒に焼き物、やる気持ちで、やりましょう！」と快諾してくれました。 甲高さんは、最近・市美展で“市長賞”を獲得したとの事で、居間には処狭しと作品が飾ってあり、その作品を拝見すると、とても、素人の自己流の作品とは思えない物でした。 早速、教えて戴く事になりましたが、私は回転する“ろくろ”をやるのか？と想像してましたが、実際は粘度を、棒状に伸ばし、平に伸ばした基礎の粘度に、棒状の粘度を積み重ねて形を造ってゆくのです。所が、これが難しく（垂直に上方に筒を積み上げる事を想像してみて下さい） 上に行くに従がって、どうしても外側に広がってしまうのです。甲高さん曰く「最初は、みんなそうなんだ気にしないで練習して下さい」との励ましのお言葉を受け、指に全神経を注ぎ、1Kgの粘度に挑戦致しました。 始まったのが、午後の１：３０分終了が午後の５：００でした。何と３時間半真剣に取り込んでいた訳なのですネ・・・！！ |
| 作品は、ぐい飲み5ケと小さな醤油皿にマグカップくずれの物が一つでした。甲高さんは、褒め上手で「これは良いよ！世界に一つしかない、ぐい飲みだし、このやり方だと二度と同じ物は造れないからネー火を入れるともっと味のある物になるよ！」と言ってくれるので、褒め言葉とは、わかっていても“心ウキウキ”状態でした。陶芸・・最初粘度に触れた時、それは本当に幼児期粘度遊びをした記憶が、よみがえってきました。そして、基本の垂直に上方に立ち上げてゆく、やり方の練習から始まり、もの凄く奥が深い趣味である事を凄く認識した次第です。 何ヶ月・・いや数年後・・店内が、私の作品で満たされる事になるのでしょうか？コウご期待下さい。 |  |
