これでいいのか医療対策!?
ニーハオトンシン 2008年 2月号 文:倉本健治 今、テレビや新聞などで、救急車による受け入れ拒否が騒がれていますが、実は私も昨年11月に脳梗塞で倒れたとき、救急車が着いてから、勿来地区全部の病院に問い合わせたところ、全ての病院で担当医がいないからという理由で断られ、救急車が到着してから、30分以上が過ぎました。 救急隊員の一人の方が、「とにかく平方面に向かいながら各病院に問い合わせて行きます。」という事になりました。 |
1件目ダメ。2件目ダメ。3件目ダメ。共立病院もダメ・・・松村病院・・・OK!妻がこの30~40分間が恐怖だったと言っていました。 自分で経験してみて、いつ誰でも救急車のお世話になるかわかりません!皆さんも他人事ではありません!! 先日、テレビの国会討論を聞いておりましたが、野党議員の一人がガソリン税の一部を医療設備の発展の為に運用するのはどうかという問いに対し、福田首相は『日本は世界でも長寿国とされています!道路は経済の発展の 為に必要なものです。』と言うようなことを言っていました・・・これは、長寿国だから医療設備は充分ということですか??? 今までも福田首相の発言には疑問を持つ点が多々ありましたが、これほどまでにひどい発言を聞き、愕然としてしまいました!!! |
少子化と騒がれてる一方で、結婚した夫婦が安心して子供を産める産婦人科も全国的に減少しています。いわき市ももちろん産婦人科が激減です!! このままでは将来、日本は老人のみの国になってしまいます。 救急車に応対出来る病院がない。医者が少ない。なんて、こんな大きないわき市にとって、これは恥ずかしいことです!!! 当店のお客様でも看護師さんがたくさんいらっしゃいます。その方々も救急車の受け入れ拒否は自分たちもどうすることも出来ず、断腸の思いだとおっしゃっていました。「是非、体験者の先生に声を上げて、手を上げて、訴えて欲しい!」・・・と、切なる思いを語って下さいました。 まさしくその通りだと思います。まずはこのいわき市の医療制度を何とかしなくてはいけませんね!!! |