2011/3・11東日本大震災・・・
ニーハオトンシン 2011年3/4月合併号 岡部美智子 3月11日の地震後、しばらくお店を休業していました。その間、皆様には大変なご不便とご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。3月26日より、営業を再開し、店の前にある大きな拝み看板に『営業中』と書きました。 『営業中の看板を見て、涙が出るほど嬉しかった!!』 お店を再開し、ご来店くださったお客様の第一声です。 未曾有の地震、津波、原発問題などで、我を忘れていました。私の生きがいは何だったのか・・・この一言で目を覚まさせられました。店を再開させると、ガソリンがないにも関わらず、わざわざ来店くださったり、『お店やってますか?』という、問い合わせの電話もたくさんいただきました。本当にありがとうございます。 |
この東日本大震災は、大変な出来事です。私たちからたくさんのものを奪っていきました。 今まで何気なく過ごしていたこと、当たり前、普通だと思っていたことが、実はとっても幸せなことだったんだと、改めて思い知らされました。 家があること、電気が点く事、水が出ること、家族が揃ってご飯が食べられること・・・便利で、当たり前だと思っていた生活が、一変した出来事でした。とても長く感じました。 原発の事故が起きたときに、年賀状のやり取りきりなかった、主人の従兄弟で、すでに亡くなられている方のお嫁さんから電話があり『地震大丈夫?今、我が家には、私一人しかいないから、友達やみんな連れて来ていいよ。避難して来な!!』と言ってくれました。 息子の嫁の御殿場の実家でも、『貸家があるから、みんなで来て!』と言ってもらったり・・・本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。 |
主人の意識が戻らなくなった、去年の11月から、なんとなくずっと心が病んでいる感じがあり、そこへ今回の地震だったので、いつもは元気な私もさすがに今回は、落ち込みました。 しかし、こんな風にたくさんのあたたかい言葉をいただき、どれほど心に染みたかわかりません! お店を再開したときのお客様の第一声・・・こんな風にこのお店を必要とし、待っててくれるお客様がいる!と思ったら、地震や原発問題に負けてられない!!と思いました。 これからも美保薬局を必要として下さる方の為に・・・皆さんと共に頑張っていこうと思います。 |
泣いて一日 悩んで一日 怒って一日 どうせおんなじ いちにちなら おもいっきり 笑って一日。 |