風邪には漢方薬の使い分けが大事! 風邪には葛根湯ではありません(^_^;)
風邪の季節になりました。
症状に応じて漢方薬を使い分けることによって、
風邪にとてもよく効きます。
日本では風邪には何でも「葛根湯」というイメージがありますが、
風邪はそんなに単純ではありません。
是非ご参考にして下さい。
①寒くてゾクゾクする。節々が痛い、透明な鼻水、頭痛。
これは冷えからくる風邪です。体を温め発汗させることが重要。
葛根湯、麻黄湯(まおうとう)、麻黄附子辛細湯(まおうぶしさいしんとう)
がおススメです。温かくして布団で汗をかくと回復が早いです。
②体が熱くて、熱が高く、のどが痛い。
これは熱からくる風邪です。インフルエンザはこの風邪に当てはまることが多いです。
天津感冒片(てんしんかんぼうへん)、涼解楽(りょうかいらく)、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
③下痢を伴うお腹の風邪
これは①、②どちらかの症状と、下痢が重なる場合が多いのが特徴です。
①、②どちらかのお薬と
勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)を併用すると効果的です。
また普段の風邪、インフルエンザの予防に
板藍茶(ばんらんちゃ)がおススメ。赤ちゃんからお年寄りまで飲んでいただける漢方のお茶。
私の子供たちも毎日飲んでいるためインフルエンザにかかったことはありません(^_^)
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