美保薬局

福島県いわき市の美保薬局は、漢方薬とスキンケア指導でアトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・ステロイド外用剤
による副作用、お肌のトラブル・ニキビ・その他皮膚病のお悩み相談専門の経験豊富な漢方薬局です。

FAQ

皮膚病関係

主婦湿疹

Q. 皮膚科で主婦湿疹と言われ、ステロイド外用薬使用してますが、中々治りません、どうしたら良いでしょうか?
A.

主婦湿疹(接触性皮膚炎)は別名、接触性皮膚炎と言う様に、接触す物による皮膚炎です。
その物質は、主婦湿疹の場合
・台所洗剤 ・選択洗剤 ・シャンプー・リンス
・バス洗浄剤 等々なのです。

従がって、一時抑えのステロイド軟膏を使用しても原因物質が変更されない限り、中々良くなりません。
又、ずーと同じ洗剤等使用していて「何でもなかったのに・・・突然ここ数日中に、ひどくなったんです!」と使用物質に何等疑問を抱かない方がおりますが、これは物質は同じでも、私たちの身体(特に免疫)が常に変化しているのです。
主婦湿疹は、時に全身の至る処に痒みが発生し、掻いて傷つける処に湿疹が発生する“自家感作性皮膚炎”と言う大変な痒みのひどい皮膚炎へと移行しますので要注意なのです。
美保薬局には、台所・洗濯・シャンプー・リンス等全て取り揃えてございますので、是非お早めにご相談下さい

尋常性乾癬(じゅんじょうせいかんせん)って?

Q. 尋常性乾癬(じゅんじょうせいかんせん)って治りにくいのですか?
A.

尋常性乾癬(じゅんじょうせいかんせん)には
・滴状乾癬(てきじょう) ・膿疱性乾癬(のうほうせい
・乾癬性紅皮症      ・関節症性乾癬

に大きく分けるこ事ができます。
基本的には、非常に難治性で、私の指導医の皮膚科の先も頭を痛めております。何故難治性か?と言いますと現代医学的には、原因がはっきりしてないと言う事です。
病因(現代医学的)
1、遺伝・常染色体不規則優性遺伝
  HLAでは、B13・B17などが高頻度にみられる
2、環境因子:光線・冬期間に憎悪する傾向
3、免疫学的異常
4、生化学的異常等(中医師・・楊 達先生資料より)

《現代医学的治療》
<内服>
・シクロスポリン(免疫抑制剤)(副作用に要注意)
 ・エトレチナート(チガソン) (  々    )
<外用>
・ステロイド軟膏
・活性型ビタミンD3
<PUVA療法>(プバ)
・紫外線照射 (皮膚癌の問題が考慮されやらない先生もおります)

《中医学的考察(病因・病理)》
・それぞれの乾癬により、病因・病理が違いますが
 ここでは主に尋常性乾癬について述べましょう

尋常性乾癬は・・血熱(皮膚が真っ赤になる)
          ・血瘀(血液循環不良)
          ・血燥(皮膚の乾燥と表皮の異常な)
             (剥離          )
※ 中医学では、尋常性乾癬は
風・寒・湿・熱・毒と言う・・外因(環境等の要因)

素体不足・七情内傷(精神的ストレス)・飲食不節
肝腎不足
と言う要因が絡んでいると、考えております、つまり
ある面、遺伝の要因・精神的ストレス・食事の不摂生とかの要因が、
重要な病因と考えており、皮膚の状態を含め、漢方薬の処方を決めてゆきます。
尋常性乾癬の状態により、処方は様々ですが、漢方薬服用により、
思わぬ効果に狂気する喜びの(相談者の方共々)声をあげる時がございます。

<中医学的主な処方漢方薬名>
・涼血清営(りょうけつせいえい)(血熱をとる)
・冠元顆粒(かんげんかりゅう) (血液循環の問題)
・温清飲 (うんせいいん)   (血をさまし潤い)
・当帰飲子(とうきいんし)   (皮膚乾燥   )
・写火利湿(しゃかりしつ)   (皮膚の湿潤)
その他
サプリメントで
・五行草茶 (ごぎょうそうちゃ)
・白花蛇舌草(びやっかじゃぜつそう)

等を使用します。
私自信も、完治させた方々が、結構いらっしゃいますが
資料を拝借致しました、中医師・楊先生の治療には、流石と驚かされます。
『尋常性乾癬治らないと、あきらめないで下さい!!』

角質層

Q. 皮膚の角質層の厚さってどの位なのでしょうか?
A.

よいご質問ですネ・・角質層は皮膚の一番表面の事です。
一番厚いのは、足のかかとで・・サランラップの厚さで言うと・・9足のかかと ラップで100枚です(0.5mm)
手首の腹で・・ラップ20枚(0.2mm)
顔で・・ラップ2-7枚(0.02mm) なのです。

従がって、足のスキンケアー怠ると、即ガサガサの状態になるんですネ
逆にステロイド軟膏等の影響を、かかとは受けにくいんです。

 ※ リスブラン化粧品の・・ハンドクリーム
              フットクリーム で
   見えない部分におしゃれを忘れずに・・・・

皮膚の痒み・・

Q. 乾燥肌で痒みの困っています、何か方法はありますか?
A.

 乾燥肌は無論、冬場多いのですが、乾燥肌は、実は実は冬場だけでなく、夏でも乾燥のひどい方がおります。
アトピー体質も関係しますが、老人の方の様に“皮脂”の分泌低下で起きる場合、又女性で更年期がらみでホルモンのアンバランスにより乾燥肌になる場合もございます。
 中医学的には、血虚(けっきょ)と言って、血液成分の不足(栄養物質を肌表面まで到達できない)又、津液不足(しんえきふそく)と言って体に必要な栄養物質を含む体液が充分巡っていない場合も、乾燥肌を造ります。
 乾燥肌を、痒いからと掻き壊していくと、部分的に、紅班(こうはん)と言って、赤みが強くそして、より痒い症状になって行き、更に湿疹を悪化させます。

 痒みは、どのような薬でも即止める事は出来ませんが、きちんとした、スキンケアー製品と漢方の内服で完治できますので、一日も早いご相談をお待ち致しております。

 ※ 使用漢方の主な物
  紅 沙 棘(ほんさーじ) 婦宝当帰(ふほうとうき)

  麦 味 散(ばくみさん)

 ※ 外用(スキンケアー)
   ノンEウオッシュ(皮脂のコントロールをする石鹸)
   ノンEクリーム(皮膚にパンウオーターの水分補給)
   (乾燥しているからと、油分の物はあまり効果なし)

ステロイド外用薬について

Q. ステロイド軟膏の副作用について教えて下さい?
A.

 ステロイド外用薬については、ある面で社会問題にもなっておりますが、ステロイド外用薬は決して恐い薬ではなく、皮膚科だけでなく、色んな疾患に効果をあげておる素晴らしい薬なのですが、そのp使用法の間違いにより、副作用と言う患者さんにとっては大変な精神・肉体的に苦痛をあじわいます。
又その様な方のご相談を受けている私共も完治するまでは、神経が張り詰めている日々を過ごします。
 ステロイド外用薬は、症状を抑える効果に優れており、結果(両刃の剣と同じく)効果と副作用が伴なう訳です。
 反面、抑える効果のない、外用薬を使用すれば、確かに副作用は殆どなくて宜しいのですが、使用した方が「一つも効かない」と言う表現になってしまう可能性がある訳です。
 ステロイド外用薬の副作用は、身体への長期使用で副作用の発生をみますが、一番顕著に現われるのが、首・顔面・両耳・頭皮です。どの位使用すると副作用が発生するかは、その方の肌質・使用期間・ステロイドの強弱等によっても違って参りますが、最低で約1ケ月位(毎日又は合わせた日数で)
位使用すると副作用が発生しましが、軟膏を継続使用してれば、薬で抑えてますので、副作用は発生しません。
 副作用は、薬を中止する事で、使用していた部位に症状の悪化をみます(薬中止後約3-4日後に・・・)
(美保薬局の場合この状態から、漢方薬の内服・スキンケアーをはじめます)

 副作用の症状は(ステロイド惹起性皮膚炎)
 1、口囲皮膚炎・・口の周囲が真っ赤に腫れ上がります
 2、酒サ様皮膚炎・毛細血管が拡張し、ホテリで顔が真っ赤になり苦痛を伴ないます
 3、にきびの憎悪・にきび様の物の発生
 4、顔面白癬・・・ステロイドにより皮膚の常在菌のバランスが崩れ水虫菌の増殖
 5、毛包虫の発生・にきびの毛穴の中にいるダニの異常発生
 6、ステロイド潮紅・酒サと似た血管拡張
 7、皮膚萎縮・・  独特の皮膚の状態が発生します

  ステロイド外用薬は長期に使用した場合、使用中から
  副作用が発生する場合がございます。

  又、顔でなく身体なら大丈夫?かと言われればやはり連用は、、色んな面で悪影響を及ぼす事がございます。
  中医学的には、身体を自然に温めたり冷やしたりコントロールしている状態に、連用しますと、
  患部に(血熱)熱間が発生し、逆に、風呂。布団の中の熱で患部の痒みが、異常な状態となる訳なのと、
  やはり、常在菌(良い菌と悪い菌のバランスを崩します)のコントロ―ルが失われ、
  白癬菌(タムシ)等の増殖が発生します。

  ※ ステロイド軟膏及び皮膚病でお悩みの方おられましたら、ご遠慮なく、お話下さい。
    難しい問題の場合、皮膚科医とのコンタクトも可能でございます。

     TEL0246-63-8255 FAX 63-8281
     mail・・miho-p@hidecnet.ne.jp

アトピー性皮膚炎と言われた方の8割はアトピではありませんでした?!

Q. アトピーではなかった・・・・・
A.

 色んな皮膚病のご相談を受けておりますと、簡単な皮膚病から難治性の皮膚病まで色んなお悩みのご相談をお受け致します。
そんな中で「アトピーといわれました」と言って来られるご相談の方が多いのに驚いている現状です。
その様な場合どうしてもきちんとした病名を知りたい時には、私がお世話になっている皮膚科の先生の方に、ご紹介致しまして病名をつけていただきますが、何とその様なケースで「6割からいや8割が実は、アトピーではなく別な病名の診断返書がきます」
 その先生の資料によると
アトピー性皮膚炎と診断するにはある定義がありまして
 1、本人か家族内に、小児喘息・気管支喘息アレルギー性
   鼻炎・じんま疹のどれか一つ以上もっている
 2、確実に、乳児湿疹が本人に、又はアトピー性皮膚炎が家族にある
 3、苔癬化(たいせんか)皮膚が厚く固くなる)
 4、毛孔苔癬(もうこうせいたいせん)(毛孔がしこる)
 5、白色描記症(皮膚を擦ると白い筋が残る)
 6、皮膚乾燥
  (この他に)
 1、掻痒(掻痕) 2、紅(真っ赤な皮膚)
 3、小丘疹  4、浸 潤(じゅくじゅく)
 5、湿疹びらん面

  これ等の事が、いくつか合わさることによりアトピー性皮膚炎の診断名がつくそうです。
  ご参考まで・・・・・

皮膚病と舌の関係を教えて

Q. 先日、皮膚病の相談に行ったら、舌を見せて下さいと言われましたが、皮膚病と舌の関係を教えて下さい。
A.

ご質問ありがとうございます。 皮膚病と舌の関係ですが・・・これは、中国漢方理論の凄さでもあります。

皮膚に熱があるかどうかも、処方を決める上で重要ですが、舌はその方の身体の状態の色んな事を教えてくれてます。
その為、舌を診る事は処方を決める上でもの凄く重要なのです。漢方薬というのは「アトピーには〇〇湯」とか「生理痛に〇〇湯」とか、病名で処方を決めるのではありません。
あくまでも“証”と言いまして、その方の身体の、熱・寒や虚・実とか身体の状態を細かく分けて診ていき、処方が決まります。
その一面で、舌診(ぜっしん)が重要なのです。舌で身体の、冷えの状態・水分の代謝・血液の流れ・体の元気度など、色んな事が判るのです。

従がって、よく舌の苔を歯ブラシで、こすりとる方がおりますが、これは、あまり関心できません・・・苔は理由があって、舌につくのです。
自然界でも、基本的に、苔はじめじめした所に生えますよネ・・・この苔が黄色い方は、熱症と言って、精神的に「イラツキ・不眠・怒りやすい」などの症状がでます。

以上簡単に、舌の説明です。

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